受講生のみなさんへ
オンライン授業とは、インターネットを使った遠隔授業のことを言います。
AIやICTの技術の発展により、時間や場所にとらわれない教育手段が進歩しています。インターネット回線さえあればどこからでもオンライン授業は受けられるため、自分のペースで授業を受けることができます。オンデマンド型授業では、教師はインターネット上に資料や写真、音声、動画などの教材を設置し、課題などを配布して、教材を見ながら学ぶ授業になります。リアルタイムで双方向にコミュニケーションを取りながら授業は行えませんが、教師への質問は受講後にメールで行ったりすることが可能です。自分のペースで効率よく学習しましょう。
■オンデマンド型授業のメリット
この授業の利点は、授業校時にとらわれず生徒が受講できる点にあります。本来、学校があった時間に行うため、基本的にはその時間を空けておき、授業に臨むものです。また、既に決まった資料や映像などを教材として利用するため、普段から画像や映像を見ているタブレットやスマホ程度の処理能力があれば受講できるため、データ通信量も比較的少ないことが多く、受講環境の負担も抑えられます。
■オンデマンド型授業のデメリット
授業を行う教師は、教材として使う資料などを準備しなければならず、その製作に時間がかかり、オンライン授業にすぐに移行できない可能性があります。資料などを外部で製作されたものに依存するにしても、これまでの対面授業とは異なるスタイルをとることが必要であり、学生の履修状況の把握方法を考えなければいけません。
何より出欠だけでは怠ける生徒も出てくる可能性があるため、授業の実施方法などについて模索と工夫が必要であり、安定させるためには時間がかかる方法です。
■オンデマンド型授業に向いている授業
国語、数学、理科、地歴公民、英語など解説を聞き、その内容に合わせて問題を解いて理解度を深めるような教科に向いています。
※資料提供:文部科学省「大学における多様なメディアを高度に利用した授業について」
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